タイの職場で使えるタイ語フレーズ集|仕事・雑談・チャットで役立つ表現

タイの職場で使えるタイ語フレーズ集|仕事・雑談・チャットで役立つ表現

タイで働いていると、英語だけで仕事が完結する会社でも、日常的にタイ語を耳にします。

会議やメールは英語。でも、ちょっとした仕事の確認やランチの誘い、スタッフ同士の雑談、社内LINEはタイ語。

そんな職場も珍しくありません。

私もタイで働く中で、難しいタイ語を話せることより、短い一言を知っていることの方が役に立つ場面は多いと感じています。

「終わった?」
「ちょっと待って」
「確認しておくね」
「マジで?」
「もう無理(笑)」

こうした一言が分かるだけでも、タイ人スタッフとの距離は少し縮まります。

今回は、仕事で使える基本的なタイ語から、若いタイ人が雑談やチャットで使うカジュアルな表現までまとめました。

なお、タイ語には日本語にない音や声調があります。本記事のカタカナ表記は、タイ語を読めない方が口に出すための目安です。実際の発音とは異なる場合があります。

タイの職場では少しのタイ語がコミュニケーションを変える

タイの日系企業では、日本人とタイ人の共通言語として英語を使う会社が多くあります。

だからといって、一日中すべて英語というわけではありません。

タイ人スタッフ同士の会話はもちろんタイ語ですし、日本人に対しても簡単なタイ語で話しかけてくることがあります。

特に覚えておきたいのが、ครับ(クラップ)とค่ะ(カー)。

どちらも文章を丁寧にする言葉で、基本的に男性はครับ、女性はค่ะを使います。

例えば「ありがとう」はขอบคุณ(コープクン)ですが、男性ならขอบคุณครับ(コープクン クラップ)、女性ならขอบคุณค่ะ(コープクン カー)とすると丁寧です。

一方、仲の良い同僚同士の会話やLINEでは、ครับ/ค่ะを付けないこともよくあります。

学校で習うタイ語と、実際にオフィスで飛び交っているタイ語は少し違うのです。

タイ語を勉強してから話そうと考えると、なかなか最初の一言が出てきません。

それなら、毎日使う短い言葉から覚えてしまう方が実践的。

ここからは、そのまま職場で使いやすい表現を紹介します。

お願い・確認・報告で使える仕事のタイ語

仕事で最初に覚えておきたいのは、依頼と確認の表現です。

長い文章を作れなくても、いくつかのパターンを知っているだけで使える場面が増えます。

仕事をお願いするとき

ช่วยเช็กให้หน่อยค่ะ/ครับ(チュアイ チェック ハイ ノーイ カ/クラップ)
ちょっと確認してもらえますか?

ช่วย(チュアイ)には「手伝う」という意味があります。
さらにหน่อย(ノーイ)を加えることで、「ちょっと~して」という柔らかい依頼になります。

เช็กは英語のcheckから来ている言葉。タイのオフィスでは、このように英単語をタイ語の中に入れて話すこともよくあります。

ส่งให้หน่อยนะค่ะ/ครับ(ソン ハイ ノーイ ナ カ/クラップ)
送ってくださいね。

資料やデータを送ってほしいときに使える表現です。
นะ(ナ)が入ることで、少し柔らかい印象になります。

รบกวนเช็กให้หน่อยค่ะ/ครับ(ロップクアン チェック ハイ ノーイ カ/クラップ)
お手数ですが、確認をお願いします。

รบกวน(ロップクアン)は、相手に何かをお願いするときに使える便利な言葉です。
少し丁寧に依頼したい場面では、こちらが使いやすいでしょう。

進捗や状況を確認するとき

เสร็จหรือยัง(セット ルー ヤン)
終わりましたか?

仕事の進捗確認で使える定番表現です。
会話では短く、เสร็จยัง(セット ヤン)と言うこともあります。
こちらの方がよりカジュアルな表現になります。

ถึงไหนแล้ว(トゥン ナイ レーオ)
どこまで進んだ?

直訳すると「どこまで来た?」という意味ですが、仕事では進捗確認にも使われます。

เป็นยังไงบ้าง(ペン ヤンガイ バーン)
どう?/どんな感じ?

仕事だけでなく、かなり幅広く使える表現です。
病気で休んでいた従業員が翌日出社してきた際にも、具合を尋ねる際にこの表現を使うことがあります。

มีปัญหาไหม(ミー パンハー マイ)
何か問題ある?

問題や困っていることがないか確認するときに便利です。

逆に、自分が確認するときには、

เดี๋ยวเช็กให้(ディアオ チェック ハイ)
あとで確認しますね。

ขอเช็กก่อนนะ(コー チェック ゴーン ナ)
まず確認させてね。

などが使えます。

เดี๋ยว(ディアオ):あとで

と、

ก่อน(ゴーン):先に

は、タイ人スタッフとの会話で本当によく耳にする言葉です。

すべての文章を理解できなくても、このあたりが聞き取れるだけで「あとでやるのか」「先に確認するのか」が少しずつ分かるようになります。

タイ人スタッフとの雑談で使えるカジュアルタイ語

仕事だけでなく、ランチや休憩時間の雑談もタイの職場では大切なコミュニケーション。

むしろタイ語初心者なら、業務指示よりこちらの方が使いやすいかもしれません。

ランチ・休憩・帰宅時に使える一言

กินข้าวหรือยัง(ギン カーオ ルー ヤン)
ご飯食べましたか?

タイでは本当によく登場する表現です。
ただし、日常会話ではもっと短く、กินข้าวยัง(ギン カーオ ヤン)と聞くこともあります。
日本人からすると「なぜ突然ご飯を食べたか聞くの?」と思うかもしれませんが、タイでは自然な声かけの一つ。
関西人で言う「儲かりまっか?」「ぼちぼちでんな~」みたいな感じです。
そこから「まだ」「もう食べた」「一緒に行く?」と会話が広がります。

ไปกินข้าวกัน(パイ ギン カーオ ガン)
ご飯食べに行こう。

กัน(ガン)には「一緒に」というニュアンスがあります。
ランチタイムなら、この一言だけでも十分です。

ไปไหน(パイ ナイ)
どこ行くの?

外回りから帰ってきたときにはไปไหนมา(パイ ナイ マー)「どこに行ってきたの?」と聞かれることもよくあります。

เหนื่อยไหม(ヌアイ マイ)
疲れた?

กลับแล้วเหรอ(グラップ レーオ ロー)
もう帰るの?

เจอกันพรุ่งนี้(ジュー ガン プルンニー)
また明日。

กลับบ้านดีๆนะ(グラップ バーン ディー ディー ナ)
気をつけて帰ってね。

こうした言葉は、仕事を進めるために必須というわけではありません。

それでも毎朝顔を合わせるタイ人スタッフと一緒に働くなら、英語だけで話すより、こうした短いタイ語を混ぜた方が会話のきっかけを作りやすくなります。

私も、難しい文章を頑張って話すより、こういう短い一言の方が実際の職場では使いやすいと感じます。

まずは朝の挨拶でのサワディーカーだけでなく、帰り際にเจอกันพรุ่งนี้(ジュー ガン プルンニー)や、กลับบ้านดีๆนะ(グラップ バーン ディー ディー ナ)と使ってみるところから始めるのも良いかもしれません。

若いタイ人が職場やチャットで使うカジュアル表現・スラング

タイ語を少し勉強してからタイ人同士のLINEを見ると、「習ったタイ語と全然違う」と感じることがあります。

日本語でも「了解しました」と「りょ」、「本当ですか?」と「マジ?」が違うように、タイ語にもカジュアルな表現があります。

特に若いスタッフ同士では、文章を短くした表現もよく登場します。

リアクションでよく使うタイ語

ได้เลย(ダイ ルーイ)
もちろん!/いいよ!

何かを頼まれたときの返事として使いやすい表現です。

โอเคเลย(オーケー ルーイ)
全然OK!/OKだよ!

英語のOKはタイでもそのまま使われています。

尚、เลย(ルーイ)には「まったく・ぜんぜん」という意味があります。そのため、上記以外でも話したことを強調する際によく使われます。

จริงดิ(ジン ディ)
マジで?

จริง(ジン)は「本当」という意味。
จริงเหรอ(ジン ロー)なら「本当?」ですが、จริงดิになると、よりカジュアルな「マジで?」に近い雰囲気です。

ใช่ปะ(チャイ パ)
そうでしょ?/そうじゃない?

これもかなりカジュアルな表現なので、顧客や目上の人より、仲の良い同僚向け。
部下や同僚へこの表現を使うと「なんでそんな言い方知ってんの!?」と驚かれて、少し盛り上がります。

โห(ホー)
うわー!/えー!

驚いたときのリアクションです。

そして、タイのチャット文化で外せないのが、

555

です。

タイ語で数字の5はห้า(ハー)と読みます。

そのため「555」は「ハーハーハー」、つまり日本語の「www」や「(笑)」のような意味になります。

55555と5が増えていたら、たくさん笑っていると思っておけば大体合っています。

社内LINEやチャットで見かける短い表現

แป๊บนึง(ペップ ヌン)
ちょっと待って。

เดี๋ยวนะ(ディアオ ナ)
ちょっと待ってね。

どちらも日常会話やチャットでよく使います。

งง(ゴン)
混乱している/よく分からない。

งงは「混乱する」「分からなくなる」という意味。
チャットで、งงมาก(ゴン マーク)めっちゃ混乱してる。
のように書かれることもあります。

「わからない」という表現として一般的なไม่รู้(マイルー)やไม่เข้าใจ(マイカオジャイ)よりも、頭の中が取っ散らかっている時に使う印象です(あくまで私の感覚ですが)。

ไม่ไหว(マイ ワイ)
無理/もう無理。

ไหว(ワイ)は「耐えられる」「できる」といった意味があり、ไม่(マイ)を付けることで「無理」「耐えられない」という意味になります。

仕事が多すぎる日に、
วันนี้งานเยอะมาก ไม่ไหวแล้ว 555(ワンニー ガーン ユッ マーク マイ ワイ レーオ ハーハーハー)
今日仕事多すぎ。もう無理(笑)
なんて使い方もできます。

この「無理」という表現は日本と似ていて、ネガティブな時だけでなくポジティブな時にも使うことがあります。

たとえば「可愛い」という表現でน่ารักไม่ไหว(ナーラックマイワイ)と言うことも。
直訳すると「可愛くて無理」なので、可愛すぎる!!みたいな時に使います。

จัดไป(ジャット パイ)
任せて!/やっちゃおう!

何かを頼まれたときなどに使われるカジュアルな表現です。

こうしたタイ語が分かると、タイ人同士のチャットを見たときの「何を言っているのか全然分からない」が少し減ってきます。

ただし、จริงดิ、ใช่ปะ、ไม่ไหว、จัดไปなどはカジュアルな表現です。

仲の良い同僚との会話やチャットなら使えても、顧客やあまり親しくない上司には避けた方が無難。

まずは自分から積極的に使うより、タイ人スタッフが話しているのを聞いて「これか」と意味が分かるところから始めても十分です。

まとめ|仕事で使うタイ語は短い一言からでいい

タイで働くからといって、最初からタイ語で会議ができるレベルを目指す必要はありません。

仕事上の共通言語が英語なら、正式な報告やメールは英語で問題ないでしょう。

それでも、タイ人スタッフと毎日一緒に働いていると、

ถึงไหนแล้ว(どこまで進んだ?)

เดี๋ยวเช็กให้(あとで確認するね)

แป๊บนึง(ちょっと待って)

กินข้าวยัง(ご飯食べた?)

จริงดิ(マジで?)

555(笑)

こんな短いタイ語を何度も耳にします。

最初は一つの文章として理解できなくても、知っている言葉が増えると「あ、今確認すると言ったな」「ちょっと待ってと言っているな」と少しずつ会話が見えてきます。

そして、自分からタイ語を使うときも完璧な文章である必要はありません。

仕事で毎日使う10個、ランチで使う5個、チャットでよく見る5個。

まずはそのくらいから。

タイ語を「勉強するもの」としてだけでなく、目の前のタイ人スタッフと話すための道具として使ってみる。そこから職場でのコミュニケーションも少しずつ変わっていくと、私は感じています。

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