タイで日本の薬は買える?持ってきた方がいい薬・現地調達できる薬まとめ

タイで日本の薬は買える?持ってきた方がいい薬・現地調達できる薬まとめ

タイで暮らしていると、体調を崩した時にふと不安になるのが薬のこと。

日本の薬局に並んでいるような薬が、そのままタイで手に入るとは限りません。

慣れない気候や食事の変化で、渡航してすぐに体調を崩す方も少なくないでしょう。

一方で、タイの薬局やコンビニでも十分に役立つ市販薬が揃っています。

今回はタイでの薬事情について、持参した方がいい薬と現地調達できる薬に分けてまとめました。

タイで日本の薬は買える?基本の考え方

結論から言うと、タイで日本のものと全く同じ薬は買えません。なぜならば、タイと日本では薬事法の扱いが違うためです。

薬局で扱う薬の種類そのものが、日本とは大きく異なるのです。

タイの薬局では、日本なら処方箋が必要な抗生物質や低用量ピルなども、薬剤師の判断で購入できることがあります。

逆に、日本の総合感冒薬に含まれる成分の一部は、タイでは規制対象になっているケースも。

同じような薬の名前でも、含まれる成分量がタイのものと日本のものとで異なっているというのもよく知られている話。

つまり日本と同じ銘柄や成分が、そのままタイで買えるわけではないのです。

だからこそ大切なのが「現地で調達できるもの」と「日本から持参した方がいいもの」を分けて考える視点。

次の項目から、それぞれ具体的に見ていきましょう。

日本から持ってきた方がいい薬

持病の薬や長期服用している薬は、基本的に日本から持参するのが安心です。

ここでは持ち込み時の注意点を、3つの観点から整理します。

常備薬・持病の薬

持病のために処方薬を服用している方は、かかりつけ医に事情を説明し、多めに処方してもらったり、英文の処方箋や診断書を作成しておいてもらいましょう。

そうすることで、日本から多めに持ってきた薬がなくなった場合でもタイの病院で類似薬を処方してもらうことができます。

処方箋には患者氏名や診断名、薬名、成分、1日量などの記載が必要になります。医師の署名や病院印まで含めて、記載漏れがないか事前にチェックしておきましょう。

薬は元の容器や外箱ごと持ち込むのが原則。そうすることで税関での説明もスムーズになります。

ピルケースに移し替える場合も、外箱や説明書は捨てずに一緒に携帯しておくのがおすすめ。

タイで規制されている成分に注意

日本では市販されている総合感冒薬でも、コデイン類縁物質などの成分が規制対象になっていることがあります。

向精神薬や医療用麻薬の原料が含まれる薬は、タイ入国時に申告が必要になるケースも。

自己判断で持ち込むと、思わぬトラブルにつながる恐れもあるので注意が必要。

持参する薬にこうした成分が含まれていないか、出発前に医師や薬剤師へ確認しておくと安心です。

タイのFDA公式サイトで薬名を検索すると、許可が必要かどうかを事前に調べられるので、併せて確認してみてください。

また、渡航前に薬の英文ラベルを準備しておくと、税関で質問された際にも対応できます。

多めに薬を持ち込む予定の方は、事前に大使館等に確認しておくとより安心です。

長期滞在者向けの選択肢

長期でタイに滞在する場合、同じ処方薬を継続して入手できないケースも出てきます。

特に処方の頻度が高い慢性疾患の薬は、事前の準備が欠かせません。

出発前に日本の病院で長めの日数分を処方してもらい、タイ到着後は現地の病院で継続処方に切り替える方法が一般的でしょう。

最近ではオンライン診療を活用し、渡航前にまとめて薬を受け取っておく人も増えているようです。

タイの薬局で現地調達できる薬

タイの薬局には、日本人にもなじみのある成分の市販薬が数多く並んでいます。

ちょっとした体調不良であれば、現地調達で十分対応できるでしょう。

解熱鎮痛剤

タイレノールやティフィーは、タイで定番の解熱鎮痛剤です。

どちらもアセトアミノフェン、いわゆるタイでのパラセタモールが主成分で、発熱や頭痛に効果があります。

10錠入りで十数バーツと手頃な価格帯なのも、常備しやすいポイントです。

眠くなる成分が入っていないタイプも多く、仕事を休めない時にも使いやすいのがポイント。

日本人には少し強く感じることもあるため、まずは少量から試すのが安全です。

胃腸薬・整腸剤

胃の痛みや膨満感には、Kremil-SやMagesto-Fといった胃腸薬がよく使われているもの。

どちらも比較的手頃な価格で購入でき、常備薬として重宝します。

食後の服用が基本で、胃酸を抑える働きがあるものが中心です。

ウコンを使ったターメリックカプセルも人気で、溜まったガスの排出を助けてくれるでしょう。

下痢や食あたりにはCA-R-BONという整腸剤も広く知られており、旅行者の常備薬としても定番となっています。

日本語対応の薬局という選択肢

日本人が多く住むスクンビットエリアには、日本語で薬の相談ができる薬局もあります。

症状や薬について日本語で相談できるため、初めてタイの薬局を利用する方でも安心できるでしょう。

薬剤師の監修のもと、日本語で情報発信している薬局サイトもあり、事前に調べておくと選びやすくなります。

持病がある方や薬の飲み合わせが気になる方は、こうした薬局を頼るのも一つの方法です。

コンビニで買える薬の紹介

タイのセブンイレブンは、日本以上に薬や日用品の品揃えが充実しています。また、日本と違って鎮痛剤や整腸剤などはコンビニで気軽に購入することができます。

以下で、コンビニ(セブンイレブン)で購入できる代表的な薬をご紹介していきましょう。

頭痛・発熱

発熱や頭痛の際に一役買ってくれるのがタイレノール。生理痛の時にも効果を発揮してくれます。

小さいものだと4錠パックがあるため、病院や薬局へ行くまでの一時しのぎで利用するのに重宝します。

発熱時に額に貼りたい冷却シートも日系メーカーのものが販売されています。

腹痛・下痢

腹痛の場合は痛みの種類にもよりますが、下痢のような症状であればCA-R-BONを購入することができます。

炭の成分が入っている薬で、急な下痢や食あたりの時に重宝するでしょう。

虫刺され・かぶれ

オレンジ色のパッケージが目を引くこの薬はヤーモンという塗り薬。

虫刺されやかぶれの箇所に塗ることで、痒みや腫れが緩和される効果があります。

他にも筋肉痛や肩こり、鼻づまり、めまいなどに効果があるとされており、タイで70年以上販売され続けている定番商品です。

まとめ|備えあれば憂いなし、タイでの薬との付き合い方

タイでは現地調達できる市販薬も充実しています。とはいえ、日本と同じ薬を手に入れることは難しいため、持病の薬や継続服用している薬は日本から持参するのが安心です。

風邪や胃腸の不調といった軽い症状は、タイの薬局やコンビニで対応するのが現実的。症状が長引く場合や不安が残る場合は、無理せず病院を頼るという選択肢も忘れないでくださいね。

両方の選択肢を知っておけば、いざという時にも落ち着いて対応できます。

渡航前の準備と現地での選択肢を知っておくことで、タイでの体調管理はぐっと安心できるものになるでしょう。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、医療的な診断や治療を推奨するものではありません。薬の成分や規制は変更されることがあるため、渡航前には必ず最新情報をご確認ください。持病がある方や体調に不安がある方は、自己判断を避け、医師や薬剤師への相談をおすすめします。

参考記事

タイに持ち込む薬に関する注意点

タイの薬いろいろ【タイ・バンコク】 薬局・ドラッグストアで買える市販薬 2025年最新版!

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